ブランド別解説ページ
【 AKIMI DESIGNS HAWAII 】
これ以上にナチュラルなハワイを感じさせてくれるブランドは他になし！！
今まで待ちに待ち望んでいた、本当の意味でのハワイアン・デザイナーズブランド！
心安らぐハワイの風、その調べをこれで感じるべし！
ハワイ産のアロハに魅力が少し薄れてきた・・・そう感じていた人も多かったと思う。
事実僕もスプーナーや、カメハメハなど一部確固たるポリシーを持つブランド以外から受けるパワーが小さくなったと思っていた。
ある意味仕方のないことなんだけどね。アロハを独自で生産するには結構な投資が必要。
基本的には『お土産需要』の方がウェイトの高いハワイのマーケット。
だから、それを追いかけなければ経営が成り立たない。
ポリシーなど捨てても『売れるもの』を生産するように、その生産の比重が日々高くなっていくのは仕方が無いっちゃー仕方が無い。
でもさぁ、それじゃぁ満足できないって言うアロハファンが日本にいることを彼らは意外に知らなかったりする。
もっと、もっとこだわって物作りをしてほしい。少なくとも僕はそう思っている。
そんなことを思っていたある日、コツコツとだけど、自分のオリジナルブランドでアロハを作っている人がいるよ！
少量生産しかできないけど、独自ブランドを持ったデザイナーがハワイにいるよ！
という情報が入った。
行かない訳がない。
WAIKIKIからH1ハイウェイを北上し、途中からKANEOHEへと向かう。
正直なところKANEOHEに馴染みはない。都会からドンドン離れ、山の中、車を駆る。
こんなところでビジネスができるのか？本当に目指す人はいるのか？
不安になってきたころ長いトンネルを抜けた。
遠くには海を望み、「閑静な住宅街」という陳腐だがその言葉しか見当たらない場所に彼女は住んでた。
『ポンチョ』と言う名のレトリバーと彼女の笑顔が僕を迎えてくれた。
AKIMIという名からは想像できない日系人離れした容姿の持ち主。
見事なまでにキレイにまとめられたインテリア。
併設された仕事場からは広々とした芝生の庭が見える。
いつの間にか、『ポンチョ』はその庭へと先回りし、「遊ぼう！」と言わんばかりに吠え立てている。
「いつも、ああなの」と彼女が笑う。
僕にも自然と笑みがこぼれる。
ビジネスライクな話はここまで全くない。
そして彼女は言った。
「私の作品見てくれる？」
僕が待ち続けていた言葉である。
どこへ行っても「商品」と呼ばれてしまうアロハシャツ。
気をつけていた僕自身でさえ「商品」と呼んでしまうことが多々あるアロハシャツ。
それを、当たり前のように彼女は「作品」と言い切った。
この時点で全てが見えた。作品は見えずとも心が見えた。
ああ、彼女のアロハを、作品を早く日本で紹介したい。。。
「もう作品は見なくても分かるよ。WAKUWAKUのお客様のためにアロハを作ってくれないか・・・？」
それだけを告げて僕は『ポンチョ』とバスケットボールをした。
長々と失礼しました。
WAKUWAKUとAKIMI DESIGNS HAWAIIの出会いをお伝えするだけが長文になってしまった。
ここまでだけで何かを感じ取ってくれれば幸いです。
僕が初めて出会ったといってもいい、ハワイ在住のアロハのアーティストです。
商売のしやすいWAIKIKIを遠く離れ、ゆったりと時間の流れる街で、自然の中で感性を磨き、そしてそれをアロハとして再現していく。
僕がハワイのアロハに求めるべてがそこにありました。
一枚一枚手作りです。生産もたくさんはできません。
オーダーしてから届くまで２ヶ月がかかりました。
独自のプリント作成まではまだ手を出せないけれど、
市場でオープンになっている生地を、その感性で選び出し、彼女は魔法をかけます。
よく見かける生地なのに、全く違う雰囲気を出してしまう。
アロハにオーラを与えてしまう。『作品』にしてしまう。まさに魔法です。
着ているだけで心が和みます。眺めているだけで癒されます。
今現在、僕はこれ以上にナチュラルなハワイを感じさせてくれるアロハはないと思います。
今まで。心のそこから待ち望んでいた、でも無かった、いや知らなかった、、、
本当の意味でのハワイアン・デザイナーズ・ブランドをようやく発表することができました。
言葉にすればするほどチープになって行きそうですね。。。
まず一着。そして、心安らぐハワイの風をこのアロハから感じてください。
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彼女がAKIMIちゃんその人。彼女の仕事場でのワンショット。 フルネームはAKIMI EL GOULD。 お父さんはアメリカ人、お母さんは日本人のハーフ。かなりよーく見ないと日本人の血が流れていることは分からないね。 生まれは横浜。６歳の時ハワイに渡り、それ以降ズーッとハワイに住み着いている。 ま、いまや完璧なロコですね。 パターンデザインのデザイナーが本業。 パターンを起こす他、有名メーカーの縫製もこなし、さらに各社のご意見番だったりする。 ここだけのお話ですが、某有名ブランド数社のパターンデザインも彼女の作品。 つまり、行き着くところが彼女だったりするワケ。 でもそれでは自由にデザインできない。心を込めてデザインしてもボスの一言で却下されたり、陽の目を見ない『作品』があり、、、 「お土産市場」に辟易として、立ち上げたブランドがAKIMI DESIGNS HAWAII。 この将来性にWAKUWAKUとしては期待絶大！ただ今ハワイ産のアロハでは完全一押し状態！！ 余談だが、彼女の前にいるのが、上記説明文にも出てきている愛犬「ポンチョ」。 余談ついでにもう一つ。実は息子さんがいて、彼はボブ･マレーの息子にそっくりで、メチャクチャにかっこいい！ 本当は写真で紹介したいぐらい。狙っている女性が多いので、ご希望の方はお早めに。（何を？） |
