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信用を失ってしまった男のその後・・・

おととい書いた、「信用をを失った二人」のお話の続き・・・

昨日、そのうちの一人から夜中にやっとLINEメッセージから連絡があった。

どうやら最近はFacebookを見ていないらしい。(その理由は後で書く)

とにかく、僕は冷徹、かつ事務的に現在の用件だけをLINEのメッセージで返した。

どうもいつもと違う気配に何かを感じ取る力ぐらいは彼にもあったようで、すぐに電話がかかってきた。
もう縁切る相手だし出るか?どうか?しばし迷ったが、分かれの挨拶ぐらいしておこうと思って電話に出た。

「なんで怒ってるんですか?」
とか、またしてもふざけた事ぬかしやがるんで、ついに電話口で面と向かってブチ切れたワタクシ。

しかし、やはり根は親切なワタクシ(笑)
どうして怒ってるのか?という事を丁寧に説明してあげた。

返答は・・・
「だって忙しかったんだから仕方ないじゃないですか」
「ホントに電話できないぐらい一日中忙しいんですよ」
「そういう時は誰にでもあるでしょ?」
なんて、さらに輪をかけてふざけた事の上塗りをしてきた。

とうとう我慢が出来なくなって、喧嘩口調になっていくワタクシ。
というか、理屈としてワタクシの方が通っているため、俺の怒鳴り声を「はい」「はい」と言って聞くしかない相手。

で、一通りワタクシの思いのたけを述べたあたりでそいつは言った。本当は隠し続けていたかったであろう事実を述べ始めた。

「実は今一日中運転してるんです」
「自営で食えなくてトラックドライバーやってるんです」
「本業にも手が回らないほどその仕事が忙しいんです」
「Facebookも、twitterも見る暇がまったくないんです(だから先日の僕の書き込みは読んでいなかったワケだ)」
「家のローンもかなりキツイし自己破産も考えています」

多少の同情とともにワタクシは思った。
『な?お前みたいな考えの持ち主、「信用」を大事にしない奴は自営の世界からは消え去る運命なんだよ。俺の読み通りだったよ』と・・・・

せっかく何かを志し、脱サラまでをし、身を投じた自営業への道。
それを甘く見たツケが彼には3年という期間で早くも回ってきたようだ。

ちなみに彼は「webプロデューサー」として生きていきたかったそうだが、カッコいい肩書だけに憧れていたのかも知れないな・・・とも思った。

とにかく、親が死んでも、嫁が死んでも、息子が死んでも、「緊急でアロハシャツが欲しい」と言われれば「絶対に職場に戻りお客様には笑顔で対応する!」という覚悟を持っている僕と彼とはレベルが違いすぎる。

あ、トラックドライバーという仕事を見下げているわけではないので勘違いしないで欲しい。
彼自身が進みたかった道を自ら踏み外し、まったく違う=目指していない職業で日銭を稼がなければならないような状況に自らを追い込んだ彼を見損なったという話がしたいのだ。

日進月歩のwebの世界。会社で働いていたころはさほど努力せずとも最新の情報が入ってきていた事だろう。
最新の知識をバックボーンに仕事をすることができたであろう。

しかし、トラックドライバーで一日がつぶれて、最新の情報を仕入れる時間もなく、最新の知識を勉強する暇もなく・・・・・・
そんな状況ではwebプロデューサーとしては毎日毎日、日々刻々と老朽化していくだけだ。

老朽化した最新の知識がないで「webプロデューサーです」なんて言ってるだけの奴のところに仕事が回って来るはずがない。

だから、まだまだ食うためにトラックドライバーを続けるしかなくなる。
もしかするともう一つぐらいバイトをしなければならない金銭状態に陥るかもしれない。

ますます彼のwebプロデューサーとしての老朽化は加速していく。

完璧なまでの「負のスパイラル」に陥ってしまっっている状態だ。

「信用を失う」ということはやはり怖い。
自営業者、フリーランスにとっては生命線だ。
僕は彼の話を聞きながら「信用」というものにさらに神経質になろう!大切にしよう!と心に誓った。

「家は売って、そのままトラックドライバーを続けな」
「そうしなければ本当に家族離散・自己破産へ一直線だよ」
「もう今からじゃ信用を取り戻し以前のように仕事をもらえることは無理だと考えた方がいいよ」

・・・と、言ってあげようかな?とも思ったが、そのすべての意味を込めて。
「精いっぱい頑張るんだよ」
と今度は優しい口調で彼に伝え電話を切った。

『人の振り見て、我が振り直せ』
ありきたりな言葉だけどシンプルにそう思った。

今日も、明日も、明後日も、、、、そして死ぬまで永遠に僕は「信用」ということを「命」や「お金」と同じぐらいに大事にしていこうと思う。












以上!アロハシャツの専門店WAKU・WAKU 店長 遠藤雅之でした!




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| アロハシャツ屋店長雑記::2012年 | 05:15 PM | comments (0) | trackback (0) |

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